8月26日から4日間「天方・山の会」第33回夏山登山の記録です。
山梨県の鳳凰三山は「薬師岳/2780m」と「観音岳/2840m」と「地蔵岳/2764m」とで構成されており、特に地蔵岳の頂上にそびえ立つオベリスクは人気の象徴になっています。
我々は芦安の夜叉神峠から山小屋二泊でドンドコ沢を下り、青木鉱泉へ縦走をしました。
行きがけの駄賃で散策した「甘利山/1731m」
甘利山から、鳳凰三山夜叉神ルートの苺平へ合流する事も出来ます
初日の宿泊は芦安「桃の木温泉 山和荘」でお世話になりました。大変サービスの行き届いた旅館でした。
明くる27日。宿を8時15分に出発。タクシーで夜叉神峠へ。午前8時50分、登山開始です。夜叉神登山口はガスがかかっていましたが、歩くのには支障無しです。
明くる27日。宿を8時15分に出発。タクシーで夜叉神峠へ。午前8時50分、登山開始です。夜叉神登山口はガスがかかっていましたが、歩くのには支障無しです。
夜叉神峠の小屋までは登山口から約1時間です
今日の行程の5分の1。一汗掻きました
ガスが広がり
幻想的な
風景が続きます
ついに小雨が降ったり止んだり。長い登りでした(五本松付近)
中途半端な天候に、雨対策は皆なバラバラです。でもザックカバーは全員かけました
苺平です。ここまで来ると1泊目の南御室小屋まで少しです
午後2時半小屋に到着しました
仲間に囲まれて泊まる山小屋は、大変楽しいものです。夜8時消灯です。早くから明かりを消されますが、山小屋とはこんなもんです。昼間の疲れから快い眠りに誘われて、だんだんと意識が薄れて行きます。
28日朝。晴れました。5時に朝食です。気が付いたら早くに出発したグループがいたらしく山小屋が空いてきました。今日はバスを迂回させるために私だけ下山し、明日青木鉱泉まで迎えに行く予定です。
南御室小屋
富士山が見えました。この画像の真ん中辺りに
本隊はこのまま進み鳳凰三山へ向かいます
ちょっと寄り道かな~
やっぱり素晴しい景色が広がっていました
左の奥が、最高峰の観音岳2840mです
鳳凰三山の一つ薬師岳山頂
観音岳へ
観音岳山頂
タカネビランジ
これが地蔵岳のオベリスクです
我々のメンバー数人がオベリスクに挑戦!
いい所まで登りましたが、てっぺんまでは無理でした
リンドウの様ですが?
二泊目の鳳凰小屋到着です
夕食はカレーライス。消灯は7時(早や~!今から寝たら夜中に目が覚めるで~)
29日。今日も朝は晴れていますが、油断が出来ません。急にガスが広がったり、小雨が降ることも有ります。
鳳凰小屋の前で集合写真。青木鉱泉へ向けてドンドコ沢を下ります
光が木立の中を照らしています。眼にまぶしいほどです
五色滝です
ゴール地点の青木鉱泉です。私が一人寂しく待っていました
青木鉱泉のソバと天ぷらです。量はやや多め
今回のコースは山小屋二泊で鳳凰三山を縦走。一日5時間程度の移動でゆっくり歩けました。私も一つ目の小屋まで往復できて、大変楽しい思いをしました。
一方、28日南御室小屋で別れた私は、約4時間かけて夜叉神峠へ下山。近くの穴山温泉「能見荘」で宿泊しました。この宿は、あの日本百名山の深田久弥先生が、茅ヶ岳で亡くなる前日に宿泊された宿だったのです。(偶然でした)
穴山温泉「能見荘」は、 静かで落ち着ける宿でした。